スマホに馴染みすぎたくないシニアに捧げるエッセイ
生まれた時からスマホが身近なデジタルネイティブ世代は、スマホを扱うのはお手の物です。
苦労せず扱えることはある意味うらやましいですよね。
けれども、スマホが出てくる前を知っている人はこの変遷を見届けてきた人達です。
まるで歴史の証人のような面白い時代を生きぬいてきたのです。
スマホはいい距離感で自分らしく使いこなしたいもの。
本日ご紹介する本は群ようこさんのエッセイです。
前期高齢者となって初めてスマホを手にしてみたら?
良くも悪くもどんな出会いがあったのかワクワクしますね。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
「スマホになじんでおりません」群ようこ 著
著者:群ようこ
出版社:文藝春秋
出版年:2022年
分類:日本のエッセイ
個人的エッセンス 6
- シニア用スマホはパソコンを使っている人は早く打てないのでイライラする
- 固定電話に信用がある時代ではなくなった
- スマホひとつ使うためになくしてはいけないパスワードが増える
- 広告が邪魔で目が疲れるのはパソコンの比ではない
- 大切なスマホを置き忘れる人は、自分の体の一部になってしまい、勝手にスマホが体にくっついてきてくれる気がしているのかもしれない
- テレビのスイッチは簡単に切れるけど、スマホのスイッチはなかなか切ることができない
沼にはまっているのを、楽しく面白く感じてしまうところが恐ろしい
読み終えて
検索も通販もSNSも全部パソコンで済ませているので、あらためてスマホを触る必要がない、という筆者に共感してしまいます。
とはいえ、実際の生活ではスマホがないと不自由な場面も増えていますね。
タイトルからイメージしたものとは違って、筆者は真面目にスマホを学んでいます。
電話だけではなくアプリに課金したりと、ひと通りの機能は使われていますね。
スマホを使いこなしていない自覚のある方には励みになることでしょう。
ほど良い距離感を持ってスマホとおつきあいしたい方に、ほっと息抜きできるエッセイ本です。
関連データ
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セキュリティ対策をバージョンアップしたい方へ。
私の感想はコチラです。
(参考記事:フリーランスのためのセキュリティ対策本)
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