【2023年お薦め】フリーランスのためのセキュリティ対策本
セキュリティ対策とサイバー攻撃はいつもいたちごっこです。
小さな会社やフリーランスの個人がセキュリティー対策を講じるにはどうしたらいいのでしょうか?
そんなお悩みにピッタリのお薦め本を見つけました。
本日ご紹介する本の内容を順に追っていくだけでセキュリティ対策がバージョンアップされますよ。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
「ちいさな企業がすぐにできるセキュリティ入門」梧桐 彰 著
著者:梧桐 彰
監修:那須 慎二
出版社:技術評論社
出版年:2022年
分類:経営管理
個人的エッセンス 10
- セキュリティ:se(離れる)+心配(cure)=securty(安全)
一般的には防犯、狭義には情報セキュリティのこと
情報セキュリティとはデータやコンピュータを安全に使い続けること - セキュリティ対策のコスト
時間:月1チェック・年1振り返り
お金:ITに欠けるお金の約10%(パソコン台数×1万円程度) - Webで最新情報セキュリティチェック(by 情報処理推進機構)の活用
- パスワード管理ツールは有償版のものを
- VPN:Virtual Private Network(接続保護サービス)
- セキュリティ計画には担当者を決めてIT資産の棚下し
- 主なセキュリティ攻撃の種類
フィッシング詐欺・BEC(企業版振り込め詐欺)・ランサムウエア(ファイルを暗号化し身代金要求)・遠隔操作・IoTハッキング・Dos攻撃
リバースブルートフォース(銀行口座を持っているだけで被害に) - もしもの時の相談先を知っておく
IPA:情報セキュリティ安心相談窓口
インターネットほっといライン連絡協議会
警察庁サイバー犯罪対策プロジェクト
警視庁相談窓口 #9110 - 危険度断トツは街中の無料Wi-Fi
スマホのデザリングかモバイルルータを使う - 偽のQR対策には、リンク先URL確認かいっそgoogle検索が安全
読み終えて
現在は、会社業務でクラウドサービスを使う、私物を仕事に使うことはかまわないという考えが主流です。
セキュリティ対策も昔の知識で考えていると遅れてしまいます。
たとえば、以前から推奨されてきたパスワード定期更新。
現在では意味がないことがわかっています。
しかし、今でも金融機関などでパスワード更新を促すサイトもありますよね。
公的機関では今も、添付ファイルの暗号化が必須のところがあります。
ファイルの暗号化は漏洩した時に探すのが困難、マルウエアのファイル添付をチェックできない、
という理由からかえって危険なのです。
改めて知識のアップデートの重要性を感じました。
巻末の付録を使って、順番に行えばセキュリティの安心感が得られるこいとでしょう。
物理的セキュリティ対策やテレワークの注意点まで目配りの利いたおすすめ本です。
関連データ
★本日ご紹介した本
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