「喜び」「歓び」「慶び」「悦び」どれを選ぶ?|言葉と漢字の選択

   

私たちは普段モノを書く時、無意識に言葉や漢字を選んでいます。

その選択理由は、常用漢字であったり長年の勘であったりと様々ですよね。

文章サポートライター梨理です。

別に文学者でなくても、一人前の社会人として適切な言葉を使いたいもの。

この気持ちにピッタリな言葉は何だろうと迷うことはありませんか?

そんな言葉と漢字の選択を探ります。

よろこび・よろこぶ

よろこび。

いい言葉ですよね。

学校で意識して習った漢字は「喜び」だけだった様に思います。

実際に伝えたいと思う時、なんとなくこの漢字ではないと思う時もありました。

違いを調べてみました。

1.喜ぶ

常用漢字。

一番オーソドックスですね。

  • 嬉しく思う
  • 楽しく思う

コンパクトな辞典の項目は、この漢字のみ採用されていました。

2.慶ぶ

常用外。

新年のお慶びやご結婚のお慶びなどに使われています。

ニュアンス的にはめでたい気持ちですね。

慶事・お祝いの意味合いが強いです。

3.悦ぶ

常用外。

昔の小説ではよく見かけました。

日常文章ではあまり採用されていませんね。

どんな意味合いかは悦に入る」という言葉が端的に表しています。

ひとりでひっそりとよろこんでいる様。

「悦楽」という熟語もありましたね。

4.歓ぶ

常用外。

お伝えする内容によってはこの漢字を使いたくなります。

どんな意味が込められているのでしょうか。

 

「歓声」という熟語があります。

にぎやかに大勢で喜ぶニュアンスですね。

みんなで一緒にいる時に沸き起こった歓喜の渦。

そんな時に「歓ぶ」という字を選びたくなるのだと納得できました。

「よろこび」の漢字選択のまとめ

アサガオ【朝顔の花言葉:あふれるよろこび】

全てを網羅しているのは”喜ぶ”という常用漢字。

これを選んでおけば間違いはありません。

 

微妙なニュアンスを込めたい時は、使い分けを楽しみたいですね。

私たちは、豊かなひらがな・カタカナ・漢字を持っているのですから。

参考図書など

日本語の言葉の由来について楽しく学ぶのに、こちらの本はいかがでしょうか。
イラストもいっぱいで親しみやすい本です。

「日本語をつかまえろ!」

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