一生ものだった衣服を手放せるようになる本
高価な衣服を手に入れても、意外に出番がなかったことはありませんか?
重い黒のカシミア100%のコートなんてその際たるものですよね。
今の時代にはそぐわなくなっていても、思い切って購入しただけに手放すことができません。
定年前後では似合う服も必要な服も変わってきています。
本日ご紹介する本は、定年前後の衣替えとお片付けが進む本です。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
「60歳は人生の衣替え」地曳いく子 著
「60歳は人生の衣替え」 by Amazon
著者:地曳いく子
出版社:集英社
出版年:2023年
分類:家政学
個人的エッセンス 7
- 今の自分の気持ちを上げてくれる服に気力・体力・財力を注ぐ
- コンサバで上質な服は若い人しか似合わない
劣化していない服でも10年後着るかどうか - 処分するかどうかは必ず一度は身につけてみること
(ときめくけれど着られない服がある) - 長所のアピールに力を入れる
- バックの重さは人生、心の重さ
帰宅したら中身を全部出して使ったものをチェック - トレンドアイテムはいっときのお助けアイテム
ベーシックアイテムも色違いで買わない - これからの人生で何年ではなく何回着るのか考える
読み終えて
むかしむかし「お洒落は我慢」という言葉を聞きました。
今でもそう言われているのでしょうか。
枠にはめて身体に我慢させていたこともありました。
著者の「着ていて窮屈、つらい、楽しくならない服はもう着られません」という言葉に共感します。
優しい素材を身にまとうと身体がリラックスして喜ぶのを感じます。
お洒落には力を入れてこなかったタイプの方も、「スーパーおしゃれな私だったらどうする?」
の成りきり体験は、楽しくすぐに仕えそうな技と感じました。
「BBA」「OBー3」
ポジティブな意味がこめられているとは思いますが。中にはこの言葉遣いが気になる方もいらっしゃるかもしれません。
そこを気にしなければ、過去の上質な服に囚われて前に進めない方にオススメの本です。
関連データ
★本日ご紹介した本
「60歳は人生の衣替え」 by Amazon
著者:地曳いく子
出版社:集英社
出版年:2023年
分類:家政学
★あわせて読みたい本
この本の前作が面白かったから読んでみたのです。
10年の年を経て、より力の抜けている感じがしました。
第二の人生にはまだちょっと早いかな?という方も
合わせて読まれると面白いと思います。
文庫本で出ていますので手に取りやすいです。
「50歳、おしゃれ元年。」 by Amazon
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