「『病気』と『健康』の法則」仕組みを知って生活に落としむ本

   

子どもは軽い風邪をひいて身体が丈夫になっていく、
というお話を聞いたことはありませんか?

自分自身の実体験でもそうだったと思いますね。

今日ご紹介の本は、統合医療の医師による健康の仕組みです。
素人にもわかりやすく納得できる本でした。

それでは早速、中身を見ていきましょう。

読書

「『病気』と『健康』の法則」ロバート・ハシンガー 著

「病気」と「健康」の法則

著者:ロバート・ハシンガー
出版社:サンマーク出版

出版年:2013年
分類:予防医学

個人的エッセンス 10

  1. 生態のエネルギー源ATP(アデノシン三リン酸)が不足すると病気になる
    体は症状として合理的にシグナルを出す
  2. 新しい環境に適応するために体の不調が現れる
    風邪は免疫系トレーニングの機会
  3. ホメオパシー治療の概念
    「シミリア・シミリブス・クーラントゥル」(似たものが似たものを癒す)
  4. 希釈した薬草に反応する人は、その物質に対して感受性を持っている人だけ
  5. 健康とは最低限のエネルギーで生理的な機能メンテナンスが行える状態
  6. 一度壊された腸内細菌の集まりを戻せるのは腸内細菌だけ。
    抗生物質服用後は消化の良いものを摂る。
  7. 複雑なこどもの体は必要とする食べ物を欲しがる
    好き嫌いを認めて満たしてあげる
  8. 本来は年齢を重ねてエネルギー値は上がっていく
    人間は若い時の性的なエネルギーを他の形(自分がしたいこと)に変換することができる
  9. 死ぬ前に長い期間苦しむのは自然の摂理に反している
    (ろうそくが燃え尽きるような死に方)
  10. 真に健康的な人々は創造的
    自分自身の健康に責任を持ち、人生の主導権を握ること

読み終えて

大事な試験や仕事の直後にほっとして風邪をひいてしまった。

誰しも体験したことがあるのではないでしょうか。

人間の体は状況に応じてエネルギーの配分を変えているのだそうです。

人生を左右するような試験の時には脳にエネルギーが集中し、免疫系に回せなくなる。
直後に風邪をひくのはこんな理由だったのですね。

複雑であり合理的な身体の仕組みを納得しながら学べる良書です。

関連データ

★本日ご紹介した本

 

★あわせて読みたい本

西洋医学と東洋医学の繋がり、統合医療についてもっと知りたい方へ。

こちらの本が専門家向きかもしれません。

(参考記事:”東洋医学と西洋医学の繋がり「閃く経路」を読む”

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