地元の本屋さんを愛する人へ贈る本

   

本日ご紹介する本は、読書好きな全ての人に贈りたい本です。

現役書店員さんが地元を巻き込み、本屋さんのフィールドをどんどん広げていく様は圧倒されます。

それでは早速、中身を見ていきましょう。

「本屋、地元に生きる」栗澤順一 著

本屋、地元に生きる

著者:栗澤順一
出版社:株式会社KADOKAWA

出版年:2023年
分類:図書の販売

個人的エッセンス 7

  1. 目指すのは”まちの本屋”
    町に住む人たちとともに育てていく地道で長い道のり
  2. 営業は結果がすべて
    ビジネス書は参考書で自分スタイルを見つけるしかない
  3. 常備寄託:出版社の選書を書店が1年間預かり販売する
    売れなければ支払いなし・返品なし・補充義務あり
    長期寄託:補充義務なし
  4. 増刷:初版内容そのままで印刷すること
    重版・初版内容を一部変えて印刷すること
  5. 地域で経済が回るのが健全な経済
    地域経済の輪の中でまちの本屋として貢献していく
  6. 使える本屋””役に立つ本屋”で本以外のものも売る
  7. 自分の引き出しにないものを見つける喜びを提供する
  8. 学習の原点は本を読むことにある
  9. 2024年~図書館の一般図書予算も電子書籍化へ進む

読み終えて

私自身、街の本屋さんが大好きで地元の本屋さんを訪れるようにしています。

読者様の利便性を考えて本をご紹介していますが、できればリアル書店で本を手にしてほしいという思いはありますね。

地元の本屋さんは豊かな文化の拠点だと思いますから。

 

現役書店員が生き残りをかけて展開する、本屋さんの枠を超えたイベント企画の数々。

書店を取り巻く現状が厳しいことに変わりはありませんが、”地域づくり”の観点からも参考になるところがあると思います。

リアル本屋さんが好き人だけではなく、個人商店の人にもヒントになるような本です。

関連データ

★本日ご紹介した本

 

★あわせて読みたい本

こちらは個人書店の店主さんのエッセイです。

私の感想はコチラです。
(参考記事:本の手触りが愛おしい「小さな声、光る棚」を読む

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