還暦以降の日々を先取りイメージ「60歳のトリセツ」を読む

   

重い荷物を背負って坂道を歩くのは酷です。

特に暑さ、寒さなど気象状況が厳しい折にはなおさらです。

余分な荷物を降ろしたくなってきますね。

 

最近の60代はまだまだ現役感が強いですが、何かしらの変化はあるかもしれません。

本日ご紹介する本は、身近な先輩方や友人に60代が増えてきた方に最適な本です。

それでは早速、中身を見ていきましょう。

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「60歳のトリセツ」 黒川伊保子 著

「60歳のトリセツ」

著者:黒川伊保子
出版社:扶桑社新書

出版年:2023年
分類:自己啓発

個人的エッセンス 10

  1. 70代がちゃんと70代に見え「幾多の人生の荒波を超えてきた経験値」を伝える女優の存在感
    生まれつきの美醜が顕著ではなくなる公平な60代
  2. 「自然にぼんやりしてくる脳」は体力が落ちたことによる自然の摂理
    60過ぎたら脳の心配より体力の維持努力
  3. 人は好きなことでしか身体を動かさない
  4. 60代以降の人生は結果がでなくていい
  5. 脳は覚えた逆順から言葉を忘れ、母親の肌のぬくもりだけを頼りに生きた時間にもどり、あの世に帰っていく
  6. 脳が忘れるのは「人生に必要がない」と脳が判断したから
  7. 脳は7年周期で進化する
    入力装置⇒優先順位期間を経て50代で出力性能最大期
  8. 56歳~「自分が生きてきた環境における、今現在」における真理を知る
    修行中の若者の脳は手を出さず見守る
  9. 夫婦は生殖的に感性真逆の相手を選ぶようになっている
    本来は一緒に住むのに適さないので生活空間は分けた方がラク
    とっさの行動が違うことで生存可能性を上げている
  10. 脳は生まれた時に人生の期限を決めている(固有の周波数に反応する)説
    (by東京医科歯科大学 角田忠信氏)

読み終えて

脳科学、人工知能(AI)研究者による脳の取り扱い説明書の本です。

年代別脳の変遷についても書かれているので、30代以上の方も決して早くないですよ。

むしろ先に読んでおくと50代になる楽しみが生まれると思います。

 

脳は寿命を知っている説は科学的証明はできないそうですが、腑におちるところはありますね。

楽しく読んで元氣になれる脳科学の本です。

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私の感想はコチラです。
(参考記事:50代が楽しみになる本「成熟脳」を読む

 

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