「家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法」を読んでみた

お片付け本を見つけたらとにかく手に取ってみる習慣があります。

心と身体の探求ブロガーの梨理（りり）です。

 

本日ご紹介する本は全米ベストセラー。

タイトルから察するに今までご紹介してきた本とはかなり違い、片付いていない人向けの本でしょうか。

新しい視点からの知恵が見つかるかもしれません。

 

それでは早速、中身を見ていきましょう。

「家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法」KC・デイビス　著　村井理子　訳

「家がぐちゃぐちゃでいつも余裕がないあなたでも片づく方法」

著者：KC・デイビス
訳者：村井理子
出版社：SBクリエイティブ株式会社
出版年：2022年
分類：住居・家事調度

個人的エッセンス　10

1. 生きていくために必要な「家事」をケアタスクと呼ぶ
   費やされる時間・体力・スキル・計画・メンテナンス等、ケアタスクは複雑な作業
2. 自己啓発師の多くが自分の成功は努力による賜物と過大評価する傾向にある
   苦労の質は人それぞれ。実際は人間としての強さ、性格、興味にも大きく影響を受ける
3. 家を綺麗にするより暮らしやすさに集中して考える
4. タスクを楽にすることが最速よりも重要。
5. スペースを楽しんで使っていれば自分に合った方法ということ
6. 整理された空間と見た目が美しい空間を混同するな
7. 睡眠は無意識の中の充電、休息は意識的充電
8. 大事なのは家事分担ではなく休息を公平に
9. どれだけ生産できるか貢献できるかで価値が決まる訳ではない
10. ケアタスクの存在意義
    喜びを体験するために自分の体とスペースを自分らしい方法で整える

読み終えて

この本は、お片付け本によくあるお片付け前後の写真はありません。

綺麗なお部屋を目的にするのではなく、自分が健康的に過ごせるスペースを整える。

お部屋を片付ける気力が湧かない人に向けて、とってもシンプルな方法が書かれています。

 

また、お片付けは好きでも捨てるのは苦手な私に刺さった文章をご紹介します。

今日という日は、もう一度、うまく生きることができるようにする日のこと。
まだ何もやっていないんだったら、これから先も何も起きないってこと。
いいから。捨てるの。わかった？

大丈夫。何も起きないから。

片付けは苦手と自認するあなたへ。

今は疲れているから無理、という人がこの本で楽になれますように。

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