怒りへの対処方法と上手な怒り方の本「キレる!」を読む
ニュース、SNS、そして街でも。
すぐに怒り出す人が増えたような印象はありませんか?
正義を振りかざして攻撃する人もよく見かけるようになりました。
本書によれば、それらは不安から引き起こしているのだとか。
今日ご紹介の本は、キレる!メカニズムを理解したくて再読した本です。
早速ご紹介していきますね
「キレる!脳科学から見た『メカニズム』『対処法』『活用術』」 中野 信子 著
「キレる!: 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 (小学館新書)」
著者:中野 信子
出版社:小学館新書
出版年:2019年5月
分類:基礎医学
個人的エッセンス 10
- 不利益を被っている時、搾取されている時は怒りを表現しよう。
悪意のある人は反撃しない人を狙う。 - 人間はヒエラルキーを重視する社会性を持った生物。
強いもの、大きいものに従うことを心地よく感じてしまう仕組みを持つ。 - 怒りの闘争ホルモン、ノルアドレナリン(神経系)とアドレナリン(筋肉系)
身体が効率的に動けるようになるのを利用して、その場から立ち去る。 - 前頭前野の機能が低下すると怒りをコントロールできない。
- 頑固な性格がさらに頑固になるのは、人の話を聞く機能が衰えているから。
- キレやすい人の、キレるポイントを観察する。
プライドを傷つけないように注意することで攻撃を回避。 - 突然キレる人は不安を抱えやすい人。
- 老化で疑い深くなるのは信頼できないから。
信頼するためには高度の計算力が必要。 - 攻撃的な言葉に反応しない。
言葉を発した理由に共感する姿勢を見せる。 - ”Don't be nice!" いい人になるな。
読み終えて
わたしたちはつい、怒りを持つことは悪いと考えてしまいがちです。
怒りは当たり前にある感情です。
本書はキレる前段階の怒りについて、キレる人への対処法から、上手なキレ方指南までありました。
自分の身を守るために怒りを上手に表現すること。
自分が「都合のいいひと」になってしまっている自覚のある人には、おおいに参考になる本だと思います。
関連データ
1.本日ご紹介した本
「キレる!: 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 (小学館新書)」
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