魂は細部に宿る|パッケージ考
フリーランスにとってのビジネスヒントは、
商品を見極める消費者である時に、見つけることが多いです。
文章サポートライター梨理です。
どの様な手法で商品展開を行っているのか、
実際にどれが選ばれるは、お客様に委ねられています。
自分が顧客側に立った時に、
喜んで対価を払える商品を提案したいものですね。
過去の事例
名前を仮にS社としておきましょう。
私はライターという仕事柄、情報のキャッチ能力は早い方です。
S社の商品は、当時、知る人ぞ知るというマニア向けな印象でした。
これは身体と心に良い、とライターのアンテナが立ち、
私は広く体験する場をリクエストしました。
同様のリクエストも多かったのかもしれません。
体験してみて、商品価値を感じたので実際に購入も致しました。
その後、S社は急激に認知されていきました。
コレはいい、コレは広がる!
自分がいち早く情報をキャッチできたことに、満足していました。
1~2年して、S社は順調に拡大していき、
新しいコンセプトの商品が限定発売されました。
これまでの経過から、いい商品であると予測ができ、
また、興味のある分野の商品でしたので購入を決めました。
届いたものはどんなものだったのでしょうか?
S社の商品は、同業他社製品より若干高めの価格ではありましたが、
これまでのS社の品質を考えると許容範囲です。
中身だけを考えると、妥当な価格かもしれません。
ただ、パッケージがお粗末でした。
類似品よりも良い品質で、それに伴い価格もお高めの場合、
商品を包むパッケージは、どうあればいいのでしょう。
この問いには正解がありませんが、
要は、中身に見合っていなかったのですね。
すぐに壊れそうなチープなパッケージには、
悲しみを覚えるほどでしたよ。
コストを下げるのが最優先なのか、
S社の本音が透けて見える様な気がしました。
拡大路線の中で、いつしかコンエプトが変わってしまったのでしょうか。
あまりにもがっかりしたので、他山の石としている出来事です。
プレゼント発送
顧客側になると、パッケージの細部に気を配った発送は、
会社の真心を感じますよね。
この夏、とある会社から、
長年の顧客に向けてのプレゼントを体験しました。
サプライズな嬉しさでしたね。
特に、フリーランスの様に個人で仕事をしている場合は、
商品と人柄が直結していると見られます。
内容だけではなく、周辺の細部にまで気を抜かない、
誠実な仕事を心がけたいものです。
この会社の様に、
長年の顧客にプレゼントができる様になる!
という目標は、
仕事を続けていく上で大きなモチベーションになりますね。
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