聴覚は運動機能なしに使える感覚
頭と身体と心の健康は密接に繋がっています。
どこかが滞っていると、体調不良として表れてきますね。
人間が持っている五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)。
これらは運動機能を伴わなければ、能力を発揮しづらいものです。
その中で聴覚だけはちょっと特殊です。
脳の血流が保たれていれば、動かなくても使える機能なんです。
音が聞こえる仕組みをご存じですか?
音は空気中を移動する振動です。
外耳道⇒鼓膜⇒耳小骨⇒内耳⇒聴神経⇒脳幹⇒側頭葉
伝わってきた振動を音・声として知覚するのです。
最期まで機能している聴覚
心停止から蘇生した患者のうち、約39%が意識を自覚していたという研究結果があります。
また、ホスピスでの音楽療法で音楽に反応したという体験が報告されています。
看取りの際の声かけは、痛みや死への恐怖を和らげる効果もあるそうです。
外からは意識がないように見えていても聞こえている。
聴覚は人生最期の時まで素晴らしく機能している感覚器官なのです。
聞き取りづらくて困ること
見た目にはわかりづらい聴覚の機能。
聞き逃したら、聞こえているのに無視をしたと誤解されることも。
聴覚はコミュニケーションの満足度に大きく影響します。
私も、音楽をイヤフォンで聞く時は、
音量は小さめに時間はほどほどに、と気をつけています。
それでも、昔よりイヤフォン装着時間は圧倒的に長いですね。
高齢になると高い音(周波数)が聞こえなくなる、研究結果もありました。
また、スマホ難聴になる若い人が増えたという話も聞きます。
若くても年を取っていても大切なことは一緒です。
わたしたちは、聴覚にもっと気を配る必要があるのではないでしょうか。
耳のためのセルフケア
一度、ご自分の耳たぶをさわってみてください。
もう何年も触ったことがない?
固くて驚くかもしれません。
耳には耳つぼがあると言われていますね。
セルフケアをする分には、細かいことは気にしなくてもいいですよ。
耳を上・中・下と3分割して引っ張り、回すだけで、あら不思議。
ふわ~と柔らかくなって、なんだか音の入りがいいみたい。
聴覚をキャッチする繊毛(せんもう)の反応も良くなった?
耳ってあまり主張しない器官だから、ほったらかしでしたね。
セッションの時に、セルフケア耳回しいいよ!って皆様にお伝えしたんです。
それから毎日真面目に続けている方もいらっしゃいます。
頭が下がりますね。
ご本人はもう習慣になっているから、偉いことでもないとおっしゃいますが。
柔らかな耳をしている人は、大事な情報も逃さずキャッチしているようです。
アクセスボディプロセス 耳のセッション
縁の下の力持ち的に頑張ってきてくれた耳の機能。
アクセスボディプロセスにも耳関連のセッションがあります。
フェイスリフトの様に、ダイナミックでわかりやすい感じのボディセッションではありません。
耳の重要性に気づいている方が、ピンポイントでリクエストされます。
ある意味マニア向けボディプロセスですね。
耳のセッションを2回受けられた方。
自分でもできるようにと次回は半日講座を受けられるとのこと。
とっても簡単にセルフケアができます。
セッションが気に入ったら持っておいて損はないツールだと思います。
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