「下がらないカラダ」 小野 咲 著
表紙とタイトルが絶妙に目を引きますね。
特に探していなかった時に、新刊の棚で手にとってしまった本です。
文章サポートライター梨理です。
「下がらないカラダ」 小野 咲 著
著者:小野 咲
出版社:サンマーク出版
出版年:2017年10月
分類:内科学
本日ご紹介する本は、今世間でも注目の腸について。
医療関係者だからこその納得の腸の仕組みの知識と、
下がらないカラダでいたいと願う女心のバランスが良い、
読みやすい本になっています。
個人的エッセンス10
- 腸とは、空腸・直腸・十二指腸などの総称。小腸と大腸のグループに分けられている。
- 全長6~7メートルもあるのに、ブランコの様に両端しか固定されていないので、重力の影響を受けやすい。
- 腸内環境だけではなく、ポジションを元の位置に引き上げることが大切。
- 仰向けでへそ回りに垂直に指を指して第一関節まで入るかが健康の目安。(第二関節までが理想)
- 眠る時間が不規則だと自律神経の乱れから腸が下がり、汚れが加速する。
- 腸に刺激を与える朝食はバナナ1本で十分。
- 基本の腸ストレッチは、複式呼吸と胸式呼吸を同時にする。
- 上体を倒し、脇腹をもみ、腸腰筋・大腰筋・ハムストリングスを緩ませるストレッチ。
- スッキリ習慣のひとつ、左足ケンケンで腸の左側を刺激する。
- 腸の為には温かいものから食べる。
読み終えて
腸の仕組みについての部分が、初心者向けにじっくり解説されているところが、
類書にはあまりないところだったので、理解が深まりました。
エクササイズ目的で購入された方は、イラストは小さめなので
ちょっと苦労されるかもしれません。
また、美腸の為のスッキリ習慣は、全てを箇条書きにしたくなるぐらい、
ピンポイントでなるほどと思わせてくれます。
すぐに役立つ情報がいっぱいの1冊です。
関連データ
* 下がらないカラダ
著者:小野 咲
出版社:サンマーク出版
出版年:2017年10月
分類:内科学