「わが家で最期を。」ー読書案内
人生最期を考えることは、
今をよりよく生きることに繋がると考えています。
文章サポートライターです。
高齢化社会、定年後の仕事を考えると同時に、
どんな最期を迎えたいかと考えることは矛盾しません。
在宅看取り医師の方が書かれた本です。
「我が家で最期を。」 千場 純 著
副題:家族の看取り、自分の”そのとき”に公開しない50の心得
出版社:小学館
出版年:2017年3月
分類:医学
個人的エッセンス
* 安らかに死にたい人は、長生きをし、
病気があっても枯れるように死んでいく「病衰」
本当の自然死である「老衰」を目指す意思と尽力が必要。
* アルフォンス・デーケン先生によって啓発された笑いの効用。
先生によると、ユーモアとは「~にもかかわらず笑うこと」と定義づけられている。
*救命措置と延命措置は違う。家族で話しあっておくこと。
*リビングウィルは、死生観が備わっていないと書けない。
現代では、人の死はおおい隠されていますね。
ほとんどの方が、死に至る経過を知らないまま、その時が来てしまいます。
ポックリいくことの難しさも知りました。
人生最期の店仕舞い、先延ばししてしまうのも人の常でしょうか。
考える契機にしたいものです。
関連して 小説のお薦め本
小説から、看取りの現場を考えてみるのもいかがでしょうか。
以前ご紹介致しました、この本もお薦めです。
書誌データ
* わが家で最期を。: 家族の看取り、自分の”そのとき”に後悔しない50の心得
副題:家族の看取り、自分の”そのとき”に公開しない50の心得
出版社:小学館
出版年:2017年3月
分類:医学