Nymphaea（ニンフィア）あべゆうこさん｜人見知りでも人が大好きインタビュー（3）

私が参加したのはタッチインピースという団体です。

様々なセラピストがそれぞれ自分の手技を提供しています。

元々は、広島で原爆の被害を受けた方々へのタッチケアからまった活動なのです。

今回私は福島子ども保養プロジェクトに参加してきました。

約50人の小学生・中学生を久米島に招き、キャンプを行ったものです。

タッチケアをする前、最初は緊張しているのか身体がガチガチでした。

終わる頃には「もう１回したい」なんて言ってくれて・・・可愛かったですね。

「本人を尊重し、愛を持って寄り添うと、最高最善のことが起こる」
というのがポラリティセラピーの教えです。

子どもたちへのタッチセラピーを通じ、心から愛があふれてくる貴重な体験をさせていただきました。

今、思い出すだけでも幸せな気持ちでいっぱいになるんです。

それは、私が初めてポラリティセラピーを知った時から、自分自身に問いかけ続けていることです。

ポラリティセラピーでは肉体も感情も思考も全てエネルギーの流れとされています。

色々なセラピーを受けた私が、ポラリティセラピーの一番の特徴と思っていることです。

心と身体と頭をしっかりと繋ぐセラピーということですね。

例えばどこかが痛いとしたら、身体に触れながら気持をお聞きしていきます。

原因や変化をトータルで見ながら進めていくんですね。

カウンセリングも大切ですし、セルフケア方法をお伝えする時間もあります。

もうひとつ、重要な特徴は不可侵であることですね。

クライアント様の意志を一番に尊重します。

ポラリティセラピーにはインド哲学が根底にあるんですよ。

自然も人も空・風・火・水・地の５つのエレメントを持っているとされています。

一例ですが、火のエネルギーが弱い、やる気が出ないという現象が起こります。

その解消には、火のエレメントである穀物、身体に取り入れることが有効なんです。

ポラリティセラピーはあまり知られていないセラピーというのもあって、

資格取得後に一度セラピストを辞めていた時期があるんですよ。

キャリアカウンセラーの仕事はやりがいもあり、順調だったものの、ずっとモヤモヤした思いを抱えていて・・・。

思い切って、自分自身の為にポラリティセラピーを受けたんです。

そこで気づいたんですね。

自分自身がこのセラピーに癒されたこと。

大好きなセラピーを必要な方にお届けしたいこと。

それには、今の仕事を辞めなくてもできることを。

セラピストとして、もう一度仕切り直したんです。

着衣のままで行う優しいボディーワークは、キャリアアップに悩む若者たちにも有意義だと感じています。

わたし、140歳まで生きる予定なんです（笑）

Blog：あべゆうこ公式ブログ

＊NPO法人タッチインピースＨＰ

（記事中のボランティア活動の団体）