魔女は自然療法士だった?「魔女のシークレット・ガーデン」を読む
本日ご紹介の本は一見するといつもとは毛色が違っています。
心と身体にいい本という観点からは一緒ですよ。
思い切り個人の好みが入っていますけれど。
まず、本の装丁に惹かれました。
落ち着いたグレイの表紙の真ん中に見えるのは、森の中のガーデン?
畑仕事をする魔女と黒猫がいます。
シークレットガーデン=秘密の花園
ここに行ってみたいと思わせます。
こんなに心ウキウキする装丁ならと、
裏表紙を見てみると、じょうろをほうきに引っ掛けて、空を飛ぶ魔女の姿が。
ものがたりに夢中だった少女の心を揺さぶりますね~。
中を開くと本の装丁からの期待を裏切りません。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
「魔女のシークレット・ガーデン」 飯島 都陽子 著
* 「魔女のシークレット・ガーデン」
著者:飯島 都陽子
出版社:山と渓谷社
出版年:2018年12月
分類:薬学
個人的エッセンス 7
- 現代文明の魔法は崩れると消える。消えない魔法を手に入れよう。
- 魔女は、家族を守るために自然のパワーを観察した薬剤師のような存在。
ドイツで魔女は「生と死の境目に立つ人」。 - ヨーロッパの魔女裁判は、都合の悪いものを排除したいという心のトゲ
魔女の見分け方の教書はだれでも魔女にでっちあげられた。
今世紀初めにローマ法王が始めて過去の過ちを謝罪。 - 身近な毒植物
スイセン・シャクナゲ・チョウセンアサガオ・スズラン・
ヒガンバナ・キョウチクトウ・トリカブト・フクジュソウ - 魔女の園芸術 ミミズの糞には窒素・リン・カリウム。
マメ科のクローバーには特殊な菌で土の栄養 - コンパニオンプランツ
ローズマリーとニンジン・セージとキャベツ・バジルとトマトなど - 月暦に合わせた畑仕事
満月や新月付近で種まきなど。
読み終えて
内容は大人向けのハーブの本です。
魔女の庭のと魔女の森の四季の植物の開設という章立てです。
ダークな色調の豊富な挿絵には、ワクワクしますね。
西洋の昔ものがたりに出てくる、リンデンの木(愛の木)など、
樹木の解説も詳しく、中身のぎっしり詰まっています。
巻末の関連図書一覧も嬉しい。
読み終わったっら、筆者が横浜で30年営んでいるという、
「ハーブと魔女の専門店」に行ってみたくなりました。
西洋のものがたり、ハーブ・森などが好きな人方へ
自信を持ってオススメできる本です。
関連データ
1.今回ご紹介の本
* 「魔女のシークレット・ガーデン」
著者:飯島 都陽子
出版社:山と渓谷社
出版年:2018年12月
分類:薬学
2.同じ著者の前作です。
こちらの本も気になりますね!
* 魔女の12ヵ月 自然を尊び、知り尽くした魔女の「暮らし」と「知恵」
著者:飯島 都陽子
出版社:山と渓谷社
出版年:2016年11月
分類:薬学
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