「さよなら エルマおばあさん」 大塚 敦子 著

   

絵本から物語に移行した少女が、

また絵本に戻る時代が来ている様に感じています。

文章サポートライター梨理です。

すぐに読めてその内容は奥深く。

忙しい毎日の安らぎのひとときのような。

 

本日ご紹介の本は、決して甘い砂糖菓子の様な本ではないけれど、

老若男女の皆様にオススメする写真絵本です。

「さよならエルマおばあさん」 大塚 敦子 著

タイトル:さよなら エルマおばあさん

写真と文:大塚 敦子

出版社:小学館

出版年:2000年8月

分類:児童書 医学

個人的エッセンス3

  1. ひとうひとつ、いろんなことができなくなっていくことは、旅に出る準備
  2. 別れがつらくても、家族が悲しそうな顔をして、おばあさんを引き止めちゃいけない
  3. なぜそのひとが、あのとき、ああしなければならなかったのか、その理由がわかるようになった

読み終えて

85歳のエルマおばあさんは医師から余命を告げられ、最後の準備を始めます。

この本は、エルマおばあさんの飼い猫、スターキティの目から見た、

エルマおばあさんの最後の1年間のお話になっています。

実際には、写真家でもある著者が、

最後の2カ月、をエルマおばあさんに付き添って撮影させていただいたものが本になりました。

人生の最後に、これまでの人生でわからなかったことが理解できる様になった、と話すエルマおばあさん。

 

死を語ること、知ることなくして、

生をよりよく生きることはできないのだと痛感させられます。

巻末に著者による、「エルマおあばあさんからの『最後の贈り物』」

ホスピスケア研究会代表による、「こどもに死をどう教えたらいいか」も、

この本を読む手掛かりになるでしょう。

 

私が初めて死を怖いと認識したのは9歳の時でした。

小学生低学年からお子さんとご一緒にどうぞ。

関連データ

タイトル:さよなら エルマおばあさん

著者:大塚 敦子

出版社:小学館

出版年:2000年8月

分類:児童書 医学

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