「撮ってはいけない」 飯野たから 著・紺野令央 監修
ブログなどインターネット中で表現する上において、
他者の権利を大切にする姿勢も問われていますね。
文章サポートライター梨理です。
ネット上の暗黙のマナーも法律も気づかないうちに、変わりゆくものです。
本日ご紹介の本は、気がつかないうちに他者の権利を侵害していないのか、
確認するために読むのに最適な本です。
「撮ってはいけない」 飯野たから 著・紺野令央 監修
著者:飯野たから 著・紺野令央 監修
出版社:自由国民社
出版年:2017年11月
分類:著作
個人的エッセンス8
- 無断撮影は、SNS上に公開しなくても肖像権の侵害。
- 自撮り写真のバックに他者の映り込みは侵害には当たらないが、
マナーとしてモザイクをかけたりトリミングする。 - 他人の顔写真の無断公表は肖像権とプライバシーの侵害。
受け取った写真を無断公表は著作権の侵害。 - ペットには肖像権なし(法律上は物)。マナーとして(家族同様)承諾を。
- 作品を私的利用の撮影は許可がなくてもできるが、
SNSにアップするのはNG。撮影禁止の場所であればルール違反。 - 料理には著作権なし。撮影禁止とあればルール違反。
周りのお客様も考えて。 - 路上のオブジェは撮影可能だが、お店の看板などは許可がマナー。
- ネット上の写真を私的使用コピーは可能。許可なくNET上にアップは著作権の侵害。
読み終えて
時折、撮影許可と公開許可は別というのを知らない方も見かけますね。
受け取った写真を、ご本人の許可なくSNS上にアップしてしまうブロガーさんなども、
肖像権・著作権の知識がないままで、悪気がない方がほとんどでしょう。
知識を身につけて行動するのは、NET上で発信していく上で必須です。
ブロガーが好意で紹介する場合の、ルールとマナーの見直しにも最適な本でした。
良いと思ったものを紹介して、何か問題があったら悲しいですものね。
本などの著作物の引用許可は不要なのですが、諸条件を満たす必要があります。
(既に公開・引用部分が明確・必要最低限の範囲・自分の著作部分と主従関係が明確・出所明示)
法律上のルールを知り、普段の人づきあいと同じ様にマナーを守って、
ネットライフを楽しむのに安心できる1冊となっています。
書誌データ
* 撮ってはいけない
著者:飯野たから 著・紺野令央 監修
出版社:自由国民社
出版年:2017年11月
分類:著作
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