「図書館超活用術」 奧野 宜之 著
最近はあまり本を読まなくなって、という声をあちらこちらでお聞きします。
文章サポートライター梨理です。
先日開催した読書会でも、久しぶりに読んだ本をご紹介してくださった方も。
読書会の本紹介をきっかけに、多様な本の世界を歩いていただけると嬉しく思っています。
「図書館超活用術」 奧野 宜之 著
今回ご紹介の本は、なぜ本を読むといいのかに始まって、図書館の本ならではの活用法など。
これから本を読んでみようかなと思う方にぴったりです。
表題:図書館超活用術
著者:奥野 宜之 著
出版社:朝日新聞出版
出版年:2016年3月
分類:図書館学
個人的エッセンス10
- インターネット検索はパーソナライズ検索効果もあり内容は似たり寄ったり。
本を渡り歩いて模索しよう。 - ネットに加えてあらゆる情報源を使って考えよう。
- 図書館では求めていると自覚していない情報にも会うことができる。
- 興味のない分野はビジュアル本や児童本を活用。
- 教養とは話が面白いこと。
- 頭の中の知識をフロー型からストック型に。
- 熟読に値する好きな本だけ、筋肉質の家の本棚を。
- 図書館の意義はどんな人でも情報にアクセスできること。
- 超監視社会で、個人の嗜好や思想信条に関する情報を利用されないのは図書館ぐらい。
- インターネットの有料データーベースも利用可能なものがある。
読み終えて
個人的にも既に使っていて便利だと思っている活用法は、
苦手分野を学ぶ時に、ビジュアル本や児童本で全体を俯瞰すること。
これは本当にお薦めですよ。
超監視社会で、個人の嗜好や思想信条に関する情報を利用されないのは図書館ぐらい、
というのは図書館の基本理念ですが、
最近は利便性を考慮してか、
図書館HPの個人ページ内で、お気に入り本の記録ができるところも増えています。
保存するかどうかは個人で選ぶことができますが、
気づかないままに、嗜好や思想信条を知られる危険性をはらんでいると感じています。
便利な機能も上手に選択して活用していきたいですね。
書誌データ
* 図書館「超」活用術 最高の「知的空間」で、本物の思考力を身につける
表題:図書館超活用術
著者:奥野 宜之 著
出版社:朝日新聞出版
出版年:2016年3月
分類:図書館学
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