耳を守る処方箋「耳トレ」を読む
長い通勤時間の癒しの音楽。
イヤフォン・ヘッドフォンは当たり前の世界ですよね。
あなたの聴力は良い状態を保っていますか?
視力の変化を気にするほど、人は聴力の変化は気にしないものです。
いえ、気づかないという方が正確かもしれません。
本日ご紹介の本は、めまい、耳鳴りに悩んでいる方への本です。
音の聞こえについておさらいし、今一度チェックしてみませんか?
早速中身をご紹介していきますね。
「耳トレ こちら難聴・耳鳴り外来です。」中川 雅文 著
著者:中川 雅文
出版社: エクスナレッジ
出版年:2011年3月
分類:耳鼻咽喉化学
個人的エッセンス 5
- 音=空気振動。
気配=気圧変動を皮膚感覚でとらえたもの。 - 日本語は世界一低い周波数の言語。
高い音から聞こえにくくなるので、難聴に気づきにくい。 - 電車内の音楽は、雑音が多いためボリュームをあげやすいので危険。
若年層の難聴が増えている。
ノイズキャンセルのヘッドフォンを使うのもひとつの方法。 - 音の聴こえが脳への刺激になっている。
難聴はコミュニケーションエラーに繋がる。
文字通り聞く耳を持たなくなるおそれも。 - 耳の形で聞こえも変わる。
耳を上に引っ張ってみると、3~5デシベル聴こえがよくなる。
読み終えて
先日、声のトレーニングの本をご紹介しましたね。
その後に、今度は耳のトレーニングが気になって読んだ本です。
題名から想像する、実践的なトレーニング方法についての本ではありませんでした。
聴覚についての知識は視覚に比べると、知らないことが多いですね。
難聴と脳の関係、若年性難聴、音の聴こえのしくみについてなど
当たり前のように思っていた聴こえること。
読後は、耳への感謝といとおしさを感じました。
もっと聴覚に関心を持っていきたいと思いました。
身体に対する耳の重要性を知るための本です。
関連データ
★ 耳トレの実践にはこちらの本もどうぞ。
「毎日耳トレ! ~1ヵ月で集中脳・記憶脳を鍛える~【CD付】」
著者:小松 正史
出版社: ヤマハミュージックメディア
出版年:2018年11月
分類:耳鼻咽喉化学
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