「代筆屋」 辻 仁成 著ー読書案内
週末の読書案内、お久しぶりに小説のご紹介です。

読書
WEBで求められている文章と、表現したい文章と、
微妙に違うと感じることは、ないでしょうか?
感情に訴えかけられる文章も、
小説とコピーライティングでは、少々肌合いが違います。
「代筆屋」 辻 仁成 著 幻冬舎
分類:日本の小説
主人公は駆け出し小説家で、
副業で、手紙の代筆をしています。
主人公はどことなく、著者の辻仁成さんを感じさせますね。
こんなに過不足なく、思いやりのある手紙をもらったなら、
どんなに嬉しいかと思うラブレターのやりとりから、
人生の哀しみを感じる手紙まで。
手紙を軸にした、短編仕立てになっています。
文章の名手の心温まる技を、心ゆくまで堪能できますよ。
もし、あなたが書くことに疲れていたら、
時には小説を読むのもいいですね。
上質な文章に、感情を揺すぶられるのに任せます。
その感情を味わいつくしたら、
書くことへの情熱も、戻ってくることでしょう。
文章にはそれだけのチカラがあるのです。
本当は、あなたもご存じですよね?
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