「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき 」ジル・ボルトテイラー著

   

今日ご紹介の本は脳の機能と可能性について、希望が持てる本です。
最近物忘れが心配で、という方にも読んでいただきたい本です。

 

「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき 」ジル・ボルトテイラー著

現役の脳科学者が、ある日突然脳卒中になってしまった。
8年の歳月をかけて回復した彼女は、
どんな世界を見ていたのでしょうか。

科学者の目で見つめた、脳の失われていく機能と回復のストーリーです。
巻末の科学的なまとめも知識の整理に役立ちます。

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

著者:ジル・ボルトテイラー
出版社: 新潮社
出版年:2009年3月
分類: 基礎医学

個人的エッセンス 10

  1. 小さな成功体験に注意を払うこと。
  2. 睡眠がもたらす驚異的な回復力。
  3. 服を着る能力は順序良く考える能力である。
  4. 喜びも平和もからだの中の感覚である。
  5. いつでもだれでも、深い心の平和を得ることはできる。
  6. 左脳はdoing右脳はbeing
  7. 人生で一番大事なことは、大切な人と一緒に時を過ごすこと。
  8. 今ここ!の境地は、感覚刺激(スキンシップ)・運動・体をゆるめるのが有効。
  9. 90秒間、感情は認めるとおさまる。
  10. 痛みは選べないが苦しみは意識的判断

読み終えて

言語能力を取り戻すためには、カンニングしたり、誰かに補ってもらうのではなくて、
自分で頭の中の回路を探し出して、自分のペースで使うしかないとのこと。

もの忘れも、自分の力で思い出すのが大切だと言われていますね。
実体験には説得力があります。

また、脳は入ってくる刺激に基づいてつながり方を変える能力を持っているそうです。

巻末にある、脳卒中からの回復に必要なサポートまとめは、
周りの人がどう接したらサポートできるのか役立つ内容になっています。

後半は、著者が脳を損傷して得られた、今ここにいる安らぎの世界。
その世界を、脳の機能を取り戻しても得るためにどうしたらいいのか、
具体的なアドバイスがあります。

人間の可能性について知りたい、全ての方におすすめできる本です。

関連データ

奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき (新潮文庫)

著者:ジル・ボルトテイラー
出版社: 新潮社
出版年:2009年3月
分類: 基礎医学

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