捨て難いものを捨てる勇気が湧いてくる「おひとりさまの断捨離」の本
「断捨離」の概念を知ったのは2009年に発売された「新・片づけ術 断捨離」の本からですね。
2011年には著者のやましたひでこさんのセミナーを聴く機会にも恵まれました。
ヨガの断行・捨行・離行から取った「断捨離」という言葉の語感に潔さを感じました。
それから、断捨離の本を見つけるとすぐ読みたくなるのです。
家族がいても、人はひとりでこの世に別れを告げます。
それでは早速、中身を見ていきましょう。
「おひとりさまの断捨離」 やましたひでこ 著
出典:Amazon
著者:やましたひでこ
出版社:光文社
出版年:2023年
分類:住居・家具調度
個人的エッセンス 10
- 家に人を呼ぶのは自己開示、自己肯定感が高められる
- 余白ができると未来を考えられるようになる
- 不要なものを出すのは家の排泄
- モノ軸の使えるかどうかのではなく、必要かどうかの自分軸で
- やると決めたことをやる断捨離は自己肯定感に繋がる
- 捨てがたいものを捨てると大きく動き始める
- 血縁、地縁ではないゆるやかな繋がりの意識縁
- 潤いのある自分の心地良い空間をつくる
- モノの溜め込みは承認欲求の象徴化
- 自分の始末をつけていく覚悟は早いほどいい
読み終えて
がむしゃらに頑張ってきた日々も終了と感じたなら?
社会的義務を脱ぎ捨ててシンプルに生きたいのは人間の本能ではないかと思います。
余分なものをなくし精神性を高めていく生活にと思うのは自然な想いですよね。
それこそが本当に求めているもの。
インドの四住期である学生期・家住期・林住期・遊行期。
家住期の終盤(50代後半)が断捨離の分かれ道だそう。
著者は林住期に入る前のクッションに「自在期」を提唱しています。
林住期の前に何を考えて取捨選択していけばいいのか、たくさんのヒントを見つけることができます。
会社勤めを辞めて一旦リセット、環境が変わる方にもお勧めしたい本です。
関連データ
★本日ご紹介した本
出典:Amazon
著者:やましたひでこ
出版社:光文社
出版年:2023年
分類:住居・家具調度
著者:やましたひでこ
出版社: マガジンハウス
出版年:2009年
分類:住居・家具調度
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