フリーランスの基礎知識(11)消費税|課税事業者になったら

   

この連載は、フリーランスに興味がある方、

また、成りたてで必要な情報がわからない方を、対象にしています。

超文系ライター梨理による、専門家に学ぶ基礎知識シリーズです。

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前回のお話(10) 誰もが気になる消費税

消費税ー免税事業者と課税事業者

ブログ用_2 梨理

爽やか先生、今日はいよいよ、

免税業者でなくなった時のお話しですね。

ビギナーから次の段階に入る時に、慌てないで済みますね。

早速、お願いします!

20160828222153.jpg爽やか先生

おぉ、梨理さん、張り切っていますね。

免税業者になるということは、ステップアップとも言えますからね。

まず、消費税分の行先から、確認していきましょう。

消費税8%のうち、国に行くのが6.3%

都道府県に行くのが、1.7%なんですね。

知っていましたか?

ブログ用_2 梨理

いいえ。お恥ずかしい、全然知らなかったです。

消費税と言えば、お買い物をした時に自然に付いてくる、

という認識しかなかったですから・・・。

いただく立場の、注意する点を教えてください。

20160828222153.jpg爽やか先生

前回もサラリとお話ししたのですが、

事業には消費税がつきものです。

物品販売だけではなく、例えば、〇〇講座や△△セッションも同様です。

もし、消費税分はサービスしているつもりでも、

代金の中には、自動的に消費税が含まれています。

前年度の売上が1千万円以上になると、免税事業者から課税事業者になります。

 

消費税の計算方法

ブログ用_2 梨理

それでは、課税事業者になった場合の、

税額を求める計算式を教えてください。

複雑なんですか?

20160828222153.jpg爽やか先生

梨理さん、もう、難しい顔をしていますよ(笑)

できるだけわかりやすく、単純化してお話ししましょうね。

商品を仕入れる時に、自分が払った消費税を差し引くことができます。

ただ、帳簿をつける段階で、仕入れ時に支払った消費税分を、

個別にわかるように記帳していかなければなりません。

ブログ用_2 梨理

先生、気が遠くなってきました。

この規模になってきたら、専門家にお任せしないと無理ですね~。

20160828222153.jpg爽やか先生

そんな人の為に、簡易課税制度というものがあります。

業種ごとに、みなし仕入れ率の表から、納付税額が決定できるんですよ。

これを使うには条件があって、

  • 前々年度の売上が5千万円以下
  • 前年度に申請済
  • 申請後2年間は継続する

を満たす必要があります。

初めて課税業者になった時には、利用してもいい制度ですね。

爽やか先生の、親切な解説を聞きながら、

その様な状態になったら、餅は餅屋で専門家にお任せしたい~と思う、

文章サポートライター梨理でした。

 

*フリーランスの基礎知識は、毎週月曜日に連載します。

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