「読み上手 書き上手」ー読書案内
この公式ブログだけではなく、ブロガー同士の交流も楽しみな
プライベートブログも書いております。
文章サポートライター梨理です。
最近ブログを始めた方が、書くのに苦しんでおられる様を、
感じることはよくありますね。
そんな方は、書くことだけではなく読む習慣がなかった様に、
感じられるのですがいかがでしょうか?
今週ご紹介の本は学生さん向きの本ですが、
若い社会人にもブロガーさんにもお役立ちな本ですよ。
「読み上手 書き上手」 齋藤 孝 著
出版社:ちくまプリマー新書
出版年:2008年2月
分類:言語学
個人的エッセンス 10
- 最高レベルの小論文は、著者が言いたいことを的確に捕まえた上で、
自分の経験に引き付け、少しずらすという形で新しい概念に発展させて述べていく。 - 出先では、普段読まない雑誌にアンテナを立てる。
- 知的好奇心を芋づる式に繋げていくと、世界で何が何に影響を与えているかが見えてくる。
- 広く読んでいる人はだいだい深く読める。
- 読む時にキーワードを設定すると「視座」がはっきりして、書くときにまとまりが出る。
- 答えを見つけることが重要なのではなく、問いを作り出すことが重要(by ソクラテス)
- キーワードを身の回りの経験に引き付けて書く。
- 現代文の多くは、知識の有無によって理解度が左右されるようになった。
- 紙の上で構想する(ネタを全部書く)
- 高度に知的なものと、実際の実技的なものを結んでいくところに「視座」が確立される。
読み終えて
明治時代は小学生が「学問のすゝめ」を読んでいたとは驚きでした。
私たちの漢字知的レベルは、随分低下してるということですよね。
忙しい現代で本をたくさん読むには、ながら読みを推奨し、
どんな格好でも読めることと言うのは、斬新な提案だと思いました。
また、国語という教科は積み重ねではなく、なんとなくできていく教科なので、
家庭環境によるという説には、幼少期を懐かしく思い出しました。
書誌データ
出版年:2008年2月
分類:言語学
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