フリーランスの基礎知識(37)簡単経理入門編|プロローグ
この連載はフリーランスに興味がある方、
また、成りたてで必要な情報がわからない方を対象にしています。
超文系ライター梨理による、専門家に学ぶ基礎知識シリーズです。
帳簿の実地訓練スタート?
梨理
年が改まると、周りにも”確定申告の季節がやってきた!”
という雰囲気が漂ってきました。
昨年は、数値苦手でも大まかな仕組みだけは知っていこうと、
爽やか先生の基礎知識で学んできました。
最終的にはお任せするとしても、
今年は自分でお金の流れを帳面につけてみようと思います。
(帳簿を自分で作成しますとは、まだ言えない・・・。)
流れや必要書類などは昨年の基礎知識講座を参考に、
実務で、これはどうしたらいいの?という疑問を
その都度ランダムにお訊きしながら進めていきますので、よろしくお願い致します。
爽やか先生
はい、梨理さん、今年もよろしくお願い致します。
餅は餅屋。
本当に苦手なものは専門家に任せるのも手ですが、それは実務レベルでのお話。
頭の中には、お金の流れが見えていないといけません。
収入と支出の関係がおかしくなっていないか、肌身で感じておかないと、
とっさの対応力が身につかないんですね。
実地にやってみるのはとてもいいことだと思いますよ。
スモールビジネスの間に感覚を掴み、規模が大きくなってきたら専門家に任せる。
その時には、実務作業はしなくてもチェックはできる様になっているはずです。
専門家と建設的な意見交換ができる様になるレベルを目指しましょう.
ちょっと知りたい仮想通貨と確定申告
梨理
はい、それでは早速。
最初の質問は個人的には関係ないんですけど、
話題になっているのでちょっと気になっている、仮想通貨のことです。
2017年が仮想通貨元年だったということを、今年に入って知りました。
確定申告ではどんな取り扱いになるのでしょうか?
爽やか先生
直接関係なくても知りたいとは、梨理さんらしい。
ビットコインに代表される仮想通貨とその税金についてですね。
雑所得扱いになります。
給与所得者であれば、20万円以上の利益が出たら申告の必要があります。
仮想通貨の売り買いによる損益も、雑所得内での損益も通算ができますよ。
仮想通貨は購入時ではなく、何かに変換した時(例えば家電を購入した時)
その差額が+であれば所得になります。
詳しくは国税庁の公開文書で確認してくださいね。
具体的な計算方法が詳しく書かれていますよ。
梨理
ありがとうございます。
なんだか、読むだけでもうお腹いっぱいになってきたので、
今日はこれにて終了させていただいてもいいでしょうか。
爽やか先生
気になった情報から、経済に関心を持つと今の社会が見えてきます。
来週も、身近な疑問・質問から、数字への苦手意識をなくしていきましょう。
質問を待っていますよ。
*フリーランスの基礎知識は月曜日に連載致します。
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