フリーランスの基礎知識(3)言葉の定義
当方のクライアント様に、フリーランスの方の割合が増えてきました。
ちょっとした疑問、お悩み相談になる時もあります。
そこで、フリーランスの色々について、専門家に学ぶ新連載を開始致しました。
新シリーズ ”フリーランスの基礎知識”
まず初めに、フリーランスの定義を確認しておきましょう。
フリーランスとは?
私自身、初めてフリーランスという言葉を知ったのは、1980年代でした。
千葉敦子さんの本で、職業:フリーランスのジャーナリストと
とあったのを読んでからです。
日本のフリーランスの先駆者、とも言える方ですね。
彼女の著書には、フリーランスで働く矜持を感じます。
現在、フリーランスで働いていると言えば、
特定の団体に所属せず、
自分の持つ技術、才能を提供することによって、
仕事をしている個人事業者と認識されています。
自営業の1形態と言えるでしょう。
その語源
フリーランスを英語で書くと、freelanceとなります。
古い英和辞典では、自由契約者とありました。
元々の語源には、中世の自由な立場の騎士・傭兵からきている様です。
フリーランスのフリーとは、どこにも属していない、
公平、自由な立場であること、がポイントなんですね。
フリーランスに多い職業
パソコンとインターネットを介して、
仕事を受けることが多い職種です。
- システムエンジニア
- プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- コピーライター
は、その代表です。
単発で契約を結ぶ仕事形態が主になります。
自由であることには、不安定さがつきものですね。
フリーランスの方は、
会社を設立して法人になっていない限り、
税法上は個人事業主となります。
個人事業主の中でも、
毎日お店にお客様が来られる店舗販売の方や、
顧客と定期契約で毎月お仕事をされている方は、
フリーランスとは呼ばれません。
この違い、明確になりましたでしょうか?
フリーランスになるなら
フリーランスで仕事をするのに、一番良い面は、
仕事をする時間と、仕事内容を選べるということでしょうか。
また、働いた時間分の対価という時間給ではなく、
成果物による報酬になるのも、やりがいがありますね。
その反面、全てが自己責任です。
内部事務もひとりでこなすのは当然ですし、
社会保険や税金の知識も必要です。
また、規模が大きくなってきたら、
組織を作りを検討する必要も、出てくるかもしれませんね。
次回からは、ひとりで仕事をしていくフリーランスが
当面知っておくべき基礎知識を、まとめていきます。
お楽しみに♪
*フリーランスの基礎知識は、毎週月曜日に連載します。
現在の人気記事
- 1
-
「喜び」「歓び」「慶び」「悦び」どれを選ぶ?|言葉と漢字の選択
私たちは普段モノを書く時、無意識に言葉や漢字を選んでいます。 その選択理由は、常 ...
- 2
-
アクセスバーズ(Access Bars®)は語らない
アクセスバーズ(Access Bars®)を知ったのは2015年3月。 キャッチ ...
- 3
-
フリーランスの開業届|副業の場合はいつ?
副業フリーランスの方、開業届を出す時期について迷ってはいませんか? 副業で利益が ...
- 4
-
ビジネス苦手なフリーランスの頼りになる実用本まとめ
ひとりで仕事をしていくメリットは全部自分でできること。 逆にデメリットは、苦手な ...
- 5
-
CHAKRA白川千穂さん|人見知りでも人が大好きインタビュー(12)
文章サポートライター梨理による、魅力ある方々勝手にインタビューシリーズ。 第12 ...
コメントを投稿するにはログインしてください。