【南信州】花桃の里 阿智村
緑多き人少なめの場所を見つけるのが好きです。
文章サポートライター梨理です。
緑とお庭の訪問記は、文章サポートライター梨理が個人的に訪れて
お気に入りになった場所をご紹介するカテゴリーです。
このブログを見つけてくださる方は、
ほとんどが検索で訪れてくださった、ある意味波長の合う読者様ばかりと存じます。
公開しても、お気に入りの土地に人が殺到するとほどのこともないでしょう。
ということで公開カテゴリーに致しました。
昼神温泉郷
むかしむかし、もう20年ほど前のことでしょうか。
日本全国を巡るツアーコンダクターさんの一言が心に残っていました。
今まで行った土地で一番良かったのは、個人的に昼神温泉郷ですね。
こんなこと言われたら心に刻み込まれますよね。
(昼神温泉郷 阿智川)
いつか行ってみたい土地になっていました。
随分前のお話なので、現時点ではどうなっているのかわかりません。
ちょっと心配もありつつ、花桃の季節に訪れました。
到着したのは夕方。
ごうごうと音を流れる清流は阿智川。
遠目にはエメラルドグリーンとミントグリーンの間の色合いに見えます。
橋の上から真下に眺めてみると透明。
川底の白い石が綺麗でしたね。
人里離れた秘境ではないのに、水量たっぷりの清流。
川沿いに温泉宿が点在していて、宿の窓から流れが見える風情。
懐かしい日本の温泉街の趣きです。
(りすの電灯)
川の両岸は、さくらの道といちょうの道に分かれてのお散歩ロードです。
お散歩好きライター、早速両岸をぶらり歩きましたよ。
見通しの良い景色の、1周は約1500m。
橋を渡ってすぐの、足湯”あひるのゆ”でお休みするのもいいでしょう。
昼神温泉は、昭和48年に発見された温泉です。
アルカリ性泉質の美肌のお湯。
日帰り温泉もたくさんあり、温泉巡りも楽しめます。
桜の季節・紅葉の季節には人もたくさんいらっしゃるのでしょう。
花桃の花まつりは4月上旬から中旬。
残りの花桃が咲いていました。
月川温泉郷
昼神温泉郷から車で5分のところに、はなもも街道(下清内路の花桃)があります。
車窓から眺める花桃街道ということです。
今回は歩いて楽しめる、昼神温泉から車で10分ほどの月川温泉郷を訪れました。
月川温泉郷の花桃まつりは4月中旬から5月上旬。
パンフレットによると、人も少ない山里の嫁たちの励みにという思い出で、
1000本の苗を清内路から譲り受けて植樹したそうです。
今では日本一の桃源郷と呼ばれているとか。
川沿いの山道約4キロで、道のところどころに駐車場があります。
体力に応じて見頃の場所だけを楽しむこともできます。
下流はもう終わりかけでしたね。
中流はお食事処もあり一番賑やかな場所でした。
観光客でいっぱいですが、どこかのんびりした空気なのは、
ここが桃源郷だからでしょうか。
鯉のぼりも元気にたなびいていました。
そして上流。
売店もなくこの先車両通行止めという場所は、人気もなく静かでした。
満開だったということもあるのでしょうが、お花のパワーも一番に感じました。
(一番のお気に入り♪)
阿智村は、全国星空継続観察の平成18年度第1位だそうとか。
天空の楽園・星空のナイトツアーも人気の様ですよ。
昼神温泉からもバスが出ています。
(4月上旬~10月中旬まで)
* 各情報は訪問時のものです。(2018年4月)
関連リンク
* 阿智 昼神観光局