フリーランスの基礎知識(49)小さなお店の消費税

   

年が明けると、フリーランスの皆様には確定申告が気になる季節ですね。

これまでの基礎知識シリーズの連載で、確定申告に関わる内容については

爽やか先生に確認の上で本年度の最新情報を更新致しました。

必要な方はご確認くださいね。

【目次】フリーランスの基礎知識

 

超文系ライター梨理(りり)の素朴な疑問を解決しながら、

皆様に数字に強いフリーランスになっていただく

こんな時どうしたらいいの?という疑問・質問シリーズコーナーです。

消費税UPに備えての動き

2019年10月消費税UPが予定されています。

それを見越してか色々なところで値上げに遭遇するようになりました。

たとえば1月から内税だった商品が外税になったり、単純に値上げ通知がきた所もあります。

そこは消費税が上がったら更に上がる予定だそうです。

梨理(りり)
梨理(りり)
消費者からすれば1年に2回も値上げされる気分です
爽やか先生
爽やか先生
今まで内税で吸収していた企業も
消費税10%分を吸収するには苦しくなりました
致し方ない会社もありますね

小さなお店の消費税はどうなる?

小さなお店でも、仕入れは取引先のほとんどで外税を支払って購入していることが少なくありません。

今は内税で吸収していても、今後は消費税をいただかないのは苦しいと感じる個人事業主の方も多いと思います。

 

復習になりますが、以前、小さな個人経営の小さなお店やフリーランスの人も、

お客様から消費税分はいただいくのは問題ありません。

”誰もが気になる消費税” 参照

梨理(りり)
梨理(りり)
売上が1000万以下の場合は免税業者ですが
仕入れの段階で消費税を支払っていることも多いからですよね
爽やか先生
爽やか先生
生活に直結している消費税はよく覚えていますね!

注意点を補足しておきます。

この制度には基準期間が設けられています。

2年前の売り上げが1000万円以上あれば、
仮に今年の売り上げが1000万円以下であっても課税対象となるのです。

対象となる1年間は、個人事業主の場合は1月~12月の1年間、法人の場合は決算月によります。

*フリーランスの基礎知識は月曜日に不定期連載しています。

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