「『代謝』がわかれば身体がわかる」ー読書案内

   

健康情報を読んでいると、”代謝がいい。”という言葉がよく出てきます。

代謝が良い身体を目指したくなるのですが、

代謝の仕組みについては、曖昧なイメージしか持っていないことに気づきます。

文章サポートライター梨理です。

タイトルに惹かれて手に取った新書本です。

「『代謝』がわかれば身体がわかる」 大平 万里 著

出版社:光文社新書

出版年:2017年8月

分類:基礎医学

個人的エッセンス

  • 代謝とは体内で生じる科学反応のことである。
  • 代謝には体内での物質変化(物質代謝・新陳代謝)と、
    エネルギーの発生と吸収(エネルギー代謝・基礎代謝)とのふたつの意味がある。
  • 何千種類もある体内の化学反応に専属の酵素が存在している。
  • 酵素がよく働くのは35℃~40℃の間。
  • 生命活動に必要なアミノ酸、脂質、ビタミン、ミネラルなどは、外部摂取が必要である。
  • 代謝を維持する上で重要かつ必須な化合物が栄養素
  • 食品は身体にとって異物であり、消化酵素によって、成分を身体で使える分子に加水分解する。
  • 健康が自覚されないのは、恒常性がうまく機能し、オートマチックな日々を身体が過ごしているから。
  • 自分の身体について真に知るには、基本的な代謝経路や調節機能を足掛かりにして、
    試行錯誤していくこと。

読み終えて

生物の授業をすっかり忘れている文系には、なかなか歯ごたえのある内容でしたね。

形は新書本ですが、中身はずっしりと重い専門書に近い様に思います。

はじめに に書かれている、

〇〇をすれば△△になる、の結果重視の考えではなくて、

昨日食べた〇〇の行方を知りたい、という原因追求派の視点を持つこと、

が、この本から学ぶ最大のキーと感じました。

書誌データ

* 「代謝」がわかれば身体がわかる (光文社新書)


出版社:光文社新書

出版年:2017年8月

分類:基礎医学

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