フリーランスの基礎知識(30) 法人化の前に2

   

この連載は、フリーランスに興味がある方、

また、成りたてで必要な情報がわからない方を、対象にしています。

超文系ライター梨理による、専門家に学ぶ基礎知識シリーズです。

前回のお話 法人化の前に

会社の種類と責任の範囲

ブログ用_2 梨理

前回は、個人の方が会社組織にするタイミングのお話でした。

一口に会社組織といっても、色々ありますよね。

社会科で習った時の記憶をたぐり寄せますと、

  • 株式会社
  • 合同会社
  • 合名会社
  • 合資会社

があるんですよね。

責任の範囲が違う、というところまでは、

かすかに覚えています(笑)

 

20160828222153.jpg爽やか先生

梨理さん、今日はもう一歩進んで

責任の範囲を確認しておきましょう。

会社には、法的に有限責任と無限責任との違いがあります。

有限責任とは、文字通り、責任の範囲が有限ということですね。

会社の債務は出資金の範囲までというのが、有限責任です。

 

逆に、無限責任とは、会社の債務は、会社自体で支払えなければ、

個人の財産から弁済に充てなければいけない、ということなんですよ。

ブログ用_2 梨理

株式会社は、有限責任なんですよね。

今は資本金1円から株式会社にできる様になったので、

実質、株式会社一択の様に聞いていますけど、

本当のところ、どうなんでしょうか?

 

20160828222153.jpg爽やか先生

その通りです。

平成17年(2005年)の新会社法で、資本金1円から株式会社を設立できる様になりました。

わざわざ、合資会社・合名会社を選ぶメリットも、そうありませんね。

無限責任を負うのですから。

 

 株式会社の設立費用

ブログ用_2

梨理

資本金1円で、誰でも株式会社の社長と名乗れるのですね。

株式会社になると、フリーランスの個人より、

取引先として信頼感が増すイメージがあります。

20160828222153.jpg爽やか先生

会社組織にする時に、実質、株式会社一択といっても、

イイコトばかりでもないんですよ。

株式会社には取締役が必要ですし、登記費用かってきますからね。

また、取締役には任期がありますので、その度に登記費用がかかります。

 

法人になることは、お金が要るものなんですよ。

実際には、最低25万円位の登記費用をみておきましょう。

運転資金である資本金は、この費用とは別に準備してくださいね。

*来週月曜日は連載をお休み致します。

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